R1250GSでオフロードライディングとクリスマスフェアー
今秋岩手で開催されたSSERラリーガストンライエ(ラリー東北)の写真が送られてきた
その中に競技区間の走行動画も収められていたのだがそれを見て少嬉しくなった
2009年からGSでラリー競技を始めてどうしたら競技区間でタイムを縮められるか、初めて走る林道でリスクを減らしながらもアベレージスピードを上げることができるか、参戦するたびに考え続けていること
初見で先の見えないコーナーで減速する、車体をバンクさせる、加速させるタイミングコーナー毎に異なるシチュエーションに対応すること、転倒しないことはもちろんバイクを壊さずにラリーを走破しなければならない
F800GSで初参戦した北海道4ディズからHP2、R1200GS、R1250GSと国内のラリーを10年以上
以下は動画にもあったシチュエーションで競技区間での写真
このコーナーは緩いブラインドコーナーからやがてタイトに左に曲がる区間
ここまでの林道は直線では100キロ近く出せる超ハイスピードダート
一定の速度を維持しながらコーナーの出口が見えるまで進入は車体を立てて減速(その先にきついコーナーが来ても曲がれる速度まで)
コーナーの出口が見えた瞬間に車体の向きを変え次のコーナー手前までアクセルを開け加速し続ける
車体をバンクさせている時間を短くしアクセルをあけている状態を長く保つこと、ここの写真ではコーナーの中間あたりですでに加速状態を作っている
ツーリングであれば轍の上をトレースするように走るのが一般的だが競技区間この速度でその走法をした場合バイクを傾けている時間が長くなり、転倒のリスクが高くなるのはもちろん次のコーナーまでに十分な加速状態を維持できない
250キロ近い車体でエンデューロバイクと同じような場所で減速したのでは止まることはできないし下手をすれば崖落ちなどリスクもある、攻める走法をするのではなく路面やコース状況に合わせたGSなりの速度をキープすることが重要ということ過去の参戦経験で学んだ
こうして動画や写真をみて自分の考える理想のライディングに近づけているような気がした
競技区間が10キロあればあった分だけ15キロあればその距離分の課題がある
難しい
だから面白い
何十年も何万キロも走っているけど
ライディング
飽きることがない
ちなみにこのラリー3日間で総距離1000キロ以上340キロ余りの林道を走破したが転倒はもちろん「ひやっ」とした状況に一度も遭遇していない
あっ
2日目アスピーテラインでこの写真撮ろうと停止したときにニュートラルのままでサイドスタンド跳ね上がって転んだんだ
しかも受け身を取ったら背負ったハイドレーションがパンクしました(汗)
っと長い前置き?の後に
本日からBMW Motorradクリスマスフェアーです
期間中にBMWモデル試乗、見積もりを頂いたお客様にBMW Motorrad2024カレンダーをプレゼントいたします