
ブリジストン・バトラックスアドベンチャークロスAX41
点検で入庫いただいているお客様のGSに今月発売したばかりのバトラックスアドベンチャーAX41が装着されていた、期待の国産メーカーアドベンチャーオフロードタイヤということでお客様に許可を得て試乗させていただきました。現行ではミシュランキーワイルド、メッツラーカルーⅢ、ピレリスコーピオンラリーなどが比較対象になるとおもうがその中でもラリー競技、未舗装路での走破性はミシュラン、ツーリングユースで耐摩耗性ではメッツラー、ピレリなどお勧めしております、このAX41はまさにいいとこどり!メッツラーピレリに比べてブロックピッチ間隔が広いのでより未舗装路でのグリップが期待できますし(これはオフロード試乗していないので未確認ですが)ミシュランに比べて広いブロックパターンとハイトを押さえた形状とハイタフネスコンパウンドで耐久性も高い設計になっているようです。試乗した感じではブロックパターンながらも振動ノイズ見た目ほど大きくなく乗り心地は〇、フロントはセンター部のハイトがやや低く(フラットに近い形状)舗装路でのコーナー寝かし始めにやや抵抗をかんじますがこれは逆に高速道路やタンデム、装備満載時の直進安定性が増している印象を受けました。自走での林道キャンプツーリングでガッツリと林道も走るGSユーザーなどに適しているのではないでしょうか
えっ、前にもそんなこと言っていたじゃないかって?
はい、ということでタケシがお勧めするR1200/1250GS/GS-Aオフロードタイヤ使用用途別お勧め情報~
最もオフロードより未舗装路でのグリップは現行ラインナップの中でダントツNO.1
ミシュランアナキーワイルド、ガッツリな林道ツーリングはもちろんクローズドコースやクロスカントリーラリー競技に適しています
photo h.hatakeyama
タケシが過去にR1200GSで参戦した北海道4ディズ、東北3ディズは全てアナキーワイルド装着2018年は両レースともそれぞれ無交換で競技を終えました
続いて未舗装路グリップが良くなおかつ剛性も高く耐久性もある
ピレリスコーピオンラリー、ビッグオフロード専用のワイドなブロックパターンでサイドウォールも硬くリム打ちしにくいこちらも自走でのガッツリな林道ツーリングに適しておりケース装着での高速長距離移動も快適です
アドベンチャー系オフロードタイヤの王道
メッツラーカルーⅢ、それまでのラインナップカルー/カルー2などオフロード系GSでは断トツの装着率でしたカルーシリーズ現行ではV型のセンターブロックを採用しオンロードでの耐久性能が高くGS系でもガッツリオフロードではなく林道キャンプツーリングや北海道ツーリングなど長距離でロングライフを好まれるユーザーに指示をいただいております
じゃあ今回紹介したAX41はどのあたりに属するのか?
それは
未舗装路載っていないのでわかりませ~ん(苦笑)
ですが、印象ではアナキーワイルドスコーピオンラリーの中間くらいではないかと想像しています、近日中に自分のGSでもテストする予定ですのでお楽しみに!
イベントで言ったら6月に開催しているGSキャンプミーティングがピッタリなタイヤですね