RALLY TOHOKU 3DAYS 2018 DAY2

DAY2安達太良のビバーク、パキーンと秋晴れの空、気温は7度

インフォメーションボードには前日のSSのタイムが張り出されていました総合で12位(インターナショナルクラス1位)SS前半部の高速林道ではENDURO PROMODEでトラクションコントロールをONにしてコーナー手前減速(GSだとマージンをとった距離が必要です)以外は全開走行!ライディングでミスもオーバーランもありませんでしたがトップとは41秒差(1キロ当たり6秒)ん~俺のスキルではどうにもならないな…

佐藤競技委員長によるブリーフィング今日は総距離408キロ(ダート116キロ)アベレージ50キロで走行しても8時間!ナイトラン確定な感じ

Day2一本目のSS初めて走る林道で前半ハイスピードで所々でターマックが現れます(この日からASCはOFF)長いところでは200メートルほど「ターマックではR1200GS最速だぜ」と全開で駆け抜けたら見事にコーナーの途中でダートになりアタフタ(アフォです)その後はやや深い砂利のタイトなコーナーが続きリズムが掴みづらくアクセルパキーンとすることなく惰性でゴール

この日は阿武隈高地から南会津への横断ルート、SS直後にあるはずのガソリンスタンドが閉鎖その先の道の駅で地元の方に聞き込み10分ほど走ったところにガソリンスタンドがあるということなのでオンルートを外れ給油、この後も長いリエゾンDay1の浜通りの林道に比べ景色の開けた林道が多く気持ちの良い道が続きます

中盤のルートでは今年GSキャンプミーティングで使用した林道も盛り込まれていました、というかやっと布引高原の風車見れたわ~(笑)プライベートでもよく訪れる南会津周辺、コマ図を見ながら「お~ここを通すか!この道の方が近道なのにこの景色を見せたかったのね~」とルート製作者との会話を楽しみながら進んでいきます

本日2本目のSS、そこは南会津を代表するハイスピードダートの一つこの林道をSSで走れるのか!とコマ図を解きながら一人興奮していましたっ、CP前には3台ほど先着者、夕刻前の雨は強くスタート17時30分のSS開設時にはすっかり闇の中、そういえば夜の林道って走った記憶ないな(モンゴルでもナイトラン経験してないし)ということでここは無理をせずに十分抑えて走ろうと決める、スタートのカウントダウンをされるまでは…

スリー・ツー・ワン 全開(笑)

初めてのナイトSS(競技区間)一般的なオフロードモデルのようにハンドルとヘッドライトがリンクしておらず車体の向く方向のみ照らし出すGSのヘッドライト、とにかくコーナー入り口からその先が真っ暗で見えないので2コーナーを過ぎてからは進入時リヤタイヤを外側にふってコーナーの先を確認してからアクセルを開けていきます、ヘッドライトの灯以外は真っ暗!目の前の5~20メートルだけに集中して走り切りゴール「スペースマウンテンみたいだったよ~」先にゴールしていた数名と興奮気味に一言二言かわし数キロ先のビバークへ

ビバークに着いた頃には更に雨は強くなり車体の各部をチェックしてさっさとパルクフェルメに車両を預ける、今夜の宿泊地はキャンプ場に隣接した体育館、シュラフとマットを引いて100名の参加者と雑魚寝、小学校のころ所属していた体操クラブの夏合宿の宿泊が体育館で30年振りの雑魚寝にちょっと興奮

その夜は地元のお母さんたちが作ってくれる美味しいごはんと今日のリエゾン林道やSSの話を肴に仲間たちと楽しい夕ご飯、明日は最終日、競技委員長がブリーフィングでラリー東北3ディズは「ホップ、ステップ、ジャンプ」と日を追うごとに濃密になっていきますと説明があったがさて、この二日目は400キロを超える総距離にナイトSSと十分に濃密な一日だったジャンプな明日はいったいどんなことがルートが待ち受けているのだろう

 

 

 

 

 

 

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