ラリーガストンライエ/ラリー東北2020参加してまいりました~

10月16~18日の3日間で開催されたラリーガストンライエ/ラリー東北に参加してまいりました(M.S.C.Hara総勢16名)

前日は会場近くの学校を改装したホテルに宿泊、美味しいごはんと仲間たちとコマ図の予習など

翌日は受付、車検後にラジオによるブリーフィング、60名を超える参加者の蜜を避けるため今シーズンはこのような形態で行われている

スタート直後からフラットで走りやすい「GSのための林道か!」というようなステキなダートを抜け、紅葉が見ごろを迎えた蔵王エコーライン、その後もスキー場や牧草地を抜ける快適な道が続きます、そしてこのラリー最初のSSがなんとナイトSSということで真っ暗の闇の林道なか60台ものオートバイがエンジンを止め待機、「まるで修行のようだ~」とは参加者の弁

初日のゴール地はカムロスキー場、期間中の宿泊はすべてこちらだったのですが食事も美味しいし、温泉、サウナ、水風呂が素晴らしかった!今度はレースではなくゆっくりと訪れたいと思います

二日目の天候は夕方まで雨の予報、朝カッパを着てスタートへ朝一2本のSSが用意されている、スタート直後に深い2本のクレバスがありその間を通ろうと踏み入れたら瞬間で土が崩れ右の轍にフロントタイヤ左の轍リヤタイヤが嵌り完全に亀の子状態(汗)一人ではどうにもできず…ここはと左のシリンダーヘッドを支点に背負い投げのようにGSを引き倒しながらアクセルを開けて右の轍にバイクを入れ何とか走破する、二本目のSSは濡れた草のうえ前走者の轍を外すとたちまち前後タイヤが氷の上に乗っているようにスライドしていきます、そこも何とか慎重にやり過ごす。「今日のピークは越えたぜ!」とひとり安堵しているとそのあとのリエゾンがすごかった、前方が全く見えない雑草の中を超える廃道の様な林道、濡れた岩の転がるGSではヒルクライムのような道など「これでもか、これでもか」と様々なバリエーションの道が訪れます。普段林道を求めてツーリングしいていますが、もう半日でおなか一杯(笑)舗装路に出たときの達成感が半端ない!そしてコマ図に林道が現れると訪れる緊張その繰り返し。「く~たまりません」

高速道路で移動やがて山頂に雪を抱いた鳥海山が見える、初めて見るその姿に少し鳥肌が立った、思わずルートを外れバイクと記念撮影

やがてルートは日本海へ、ここで競技委員長が用意したのがビーチラン、気分はダカール

GSと砂浜はよく似合う

秋田に初上陸!レストハウスで稲庭うどん(本当は冷たいの食べたかったが寒かったので無理でした…)

その後のルートもこれでもか!と様々なバリエーションの林道を走ったのち、100キロ近く舗装路で移動後本日最終のSS。ここでやらかしました私、移動区間舗装路が長かったこともありGSのモードをレインにしてクルーズコントロールを利かせて走行、SSをレインモードままで入ってしまい最初のコーナーの出口(縦溝注意!とコマ図にかかれているのに)右のくぼみにコースオフ立ち木にシリンダーヘッドがぶつかり止まりましたが脱出に時間を要してしまいました。「チー――――――ン」

最終日、この日は快晴の予報、距離も370キロ、最後のSSは初日ナイトSSの逆走

最終日は「GS DAY」と言っても過言ではないほど超高速ダートと快適な道の移動、天気も快晴でご褒美のよう、二日目の修行のような林道もクレバスだらけの道もこの3日目を楽しむための前菜だったのか!というほど素晴らしい一日になりました

ゴー―――――――ル!!

3日間ともにした仲間たちと最後は(密にならぬよう)喜びを分かち合い、次回のラリーでの再会を誓いました

東北3県を跨ぐ壮大なラリー、冒険の3日間、このラリーを実施するための沢山のラリー仲間たちの協力とSSERのスタッフそしてこのラリー東北を作り上げて参加者に提供してくれた佐藤直美競技委員長に心より感謝いたします

本当にありがとうございました!最高の3日間でした、また来年もたくさんの仲間と参加したいと思います

 

 

 

関連記事一覧