RALLY TOHOKU3DAYS DAY3

Day3南会津ののビバーク

シュラフマット、着替えをパッキング、ライディングウエアーに着替えてX1トラックに20KGバッグを預けてラリースタートの準備

っとその前に前日のSSタイムを

SS2総合17位(インターナショナル1位)途中現れるターマック区間では間違いなくぶっちぎり瞬間最速タイムを出していると思われますが(笑)その先のダートでタイムロスしているため妥当な順位といったところでしょうかっ、しかししてこのSS1位オッジ―(尾島選手)と49秒差ってホントどうにもならないな…

SS3総合13位(インターナショナルクラス1位)初めてのナイトSSこの林道は何度も走ったことがあるのとR1200GSのLEDヘッドライトの明るさが有利に働きましたね、来年は参加者もナイトランの対策をしてくるでしょうからこうはいかないかっ、競技委員長が「来年はさらに距離を延ばしたい」といっていたので期待しちゃいます

最終日のスタートはいつもドキドキと寂しさが混じります

お客さんや仲間たちの写真を撮りながら「終わっちゃうよ~っ」

この日スタートをして直ぐに昨夜とは逆走のSS、外気温は7度リエゾンの距離が短いことSSではパキ――ンと全開にしたいのでしっかりと油温を上げるように高めのエンジン回転でSSのスタート地点まで移動

SS4は昨夜の雨の影響は残っているもののグリップ良くハイスピードな林道、途中ひらけた場所ではきれいな紅葉も見ることができ朝から気分は最高潮ほどなくして7キロ程の高速林道SSを終える、その前にゴールしたトップライダーたちはヘルメットを脱ぎそれぞれに談笑している姿があった、自分はもう少しこの余韻に浸りたいと仲間たちに手をふって先へ、街に出たら給油をしてドンドン進みます、この日も総距離300キロ越えリミットタイムは16:30ゴール付近の林道は初日ペースの上がらなかった浜通りの林道を通るだろうから最終日でもとにかく先に進みます

途中景色の良いところやCPの時間調整で参加者たちと立ち話、そしてGSキャンプで使用したゲレンデの前を通りロックンロール林道へさすがにここではプチ渋滞発生していましたが何とか走破することができ問題の176キロ地点へ

ここは朝のブリーフィングで佐藤競技委員長がやや厳しいルートで大きなバイクの参加者は数名で助け合いながら入ってくださいと注意喚起していたところ、入り口にはスタッフ2名誘導してくれましたがこの時点で自分ひとり、落ち葉の多いふかふかの上り坂でタイトなコーナーもあり雨がふったらR1200GSでは完全にアウトな感じ、その先ややきつい左のコーナーを曲がると

目の前に大きなクレバスがしかも上り坂!!ここで嵌ったらとてもじゃないが一人でどうにもできないと一度バイクを降り歩いて先の路面を確認します、山側はタイヤ一本分走れるがその先はやはり深いクレバスがありハマったらアウト、そうなると手間の大きなクレバスを通ってその先は一本橋のようなシングルトラック(左は谷側、右はクレバス)を抜ける方法しか道はありません

ということでバイクを降りて押し一番低いくぼみからオンルートへ、この写真を撮ってくれたツアラテックジャパンの清水店長「原さんがイゴイゴしているなんてレアだと思って写真とりましたよ~っ」って(苦笑)その後もGSでは気の抜けないルートが続きますが何とか舗装路にでて小休止、後から来るのは皆軽量バイクばかりで出てくるなり「いや~でかいバイクがが横になって道ふさいでいて大変だったよ、この先は大渋滞になるだろう」とのこと、10分ほどするとR1200GS-Aのライダーが現れる自然と周りから大きな拍手、林道を抜けてきただけなのにこの達成感と一体感、ルート一つでこんなにも高揚したり絶望的な気分になったり佐藤競技委員長が話していた「ジャンプ」の片鱗を見た気がしました

ゴールまでの120キロ時刻は13時過ぎ何も食べていないことに気づき小さな町にあるちいさな商店でカップラーメンを購入お湯を分けてもらい軒先の椅子に腰かけて食べているとおなかをすかした数名の参加者たちが立ちよる、最終のチェックポイントも超え緊張はほぐれ、3日前までは見ず知らずだった参加者仲間たちとの会話も弾む、お店のおばちゃんは突然の来客に驚いたようでこれでもよければと自家製煮卵やお新香を振舞ってくれ自分のニュータッチわかめらーめんが、わかめ煮卵らーめんに(笑)ほっこりとした気分のまま残りのリエゾンを進む、やがて浜通りに近付いてきたのか道がやや細く南会津とは異なる林道が続く

見覚えのある舗装路に出て3日前にスタートした広野町へ戻ってきたグランドゴールだ、ゴールでは普段は同ラリーに出場しているスタッフたちが拍手で迎えてくれた、その場にいた3日間のラリーを共にした参加者たちとハイファイブ、ラリー東北3ディズ、ラリーという競技が凝縮された濃密で濃厚な3日間だった

来年の日程もオフィシャルHPにて公表されました、次回も当社は皆さまのサポーターとして参加いたしますので今年参加した方はもちろんできなかったオフロードライダーの皆さま是非来年は最高の3日間を体験しましょう

当社代表の原豪志も皆さまのサポート兼、選手として来年も参加いたします

仕事でっ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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