R1200GS ESAオーリンズサスペンション装着


R1200GS TTX EC-Kit
当社では初めてですが電子制御サスペンション(ESA)用のオーリンズを装着
こちらはBMW純正のスイッチを利用し、ノーマル同様に「SOFT、NORMAL、HARD」一人乗り、タンデムなどの切り替えも従来通り可能となります

少し試乗させていただきました
寒空のなかスタッフウエアーとGSグローブという軽装で出発
走り始めて100メートルで後悔
「やべ、お店戻ろう」
と思った矢先の橋げた段差
いつもなら「コツン」とくる場所、まるでフラットで何もなかったように通りすぎました
「あれ?」
渡りきった段差でも何も起こらず
「おいおい!どうなっているんだ?」
静止状態で跨った時にもノーマルに比べ初期の動きがしなやかな感じがしましたが「ここまでスムースなのか」
その先の交差点やコーナーでいつものように曲がる
温まったハイグリップタイヤを履いてコーナーを曲がっているような粘り、吸い付きを感じます
何なんでしょうか?

スタンディングをして前後に荷重を若干移しながらコーナーを曲がってみます
ノーマルR1200GS(油冷)ですと車体の重量をそのまま感じてどのように曲がったらいいかを自分の意志と身体で操作しますが
このTTX-ECを装着したR1200GSでは「ここでいいんだよ」という位置をバイクが(この場合はサスペンションなのかな?)伝えてきてくれます
しかも、こういったサスペンションでは良い表現で使われる「踏ん張るほど腰のある、粘りのあるサスペンション」ということ
そこに変わりはないのですがそれ以上に「ノーマルサスペンションの倍近い容量をもったショックアブソーバーに乗っている」と感じる、なんなんでしょうか?(再び!)
すっかり寒いと思った気持ちを忘れ夢中で走ってしまい
お店に戻ったころには生まれたての小鹿のように震えた止まらなかったとさ(苦笑)
やられたぜ~OHLINS TTX EC-Kit
 

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