バイク屋の休日

昨日の定休日の写真を見ながらニヤニヤして現実逃避している自分(ビョーキですね)

さて、昨日の雪中ツーリング

先週の天候と雪と仲間に恵まれて最高の思いをしたことをイメージしながら天気図とライブカメラをにらめっこ。前日の予報で太平洋側は晴れだが北陸上空に寒冷前線が停滞するということで夜半から雪の予報、自分が目的とする山はちょうどその境にあたるということでこれはもう現場で状況判断しようと東北自動車道を北上

高速降りてしばらくは朝日も見えて天気予報の通りしかし山をいくつか超え県をまたいだあたりから路面には雪とアイスバーンが顔を出し集合場所の道の駅についたことにはすっかりこの景色

いつも走る林道の隣にスキー場があり多くの利用客たちがこの道の駅で休憩していくのだが自分の車の横を通るときにまるで変人を見るような目線を感じた、が、「これから仲間が来るからいいもんね~」と集合時間の30分前についている自分は思っていたのだが結局30分経ってもこの日は誰も来ず自分ひとりということが判明。前日に手練れな仲間数名に行くぜ!とメール送っているだけだったので仕方なし…

いつもの林道手前の道でこの有様「これは林道入り口さえたどり着けないかもしれない」と太平洋側の標高の低い山へ移動

ここは林道入り口から勾配のない直線がしばらく続くので何とかアクセル戻さなければいけるだろうと思っていたがはずれ、入って1キロほどで脛から膝くらいまでの湿気を含んだ重い雪に変わりステップ荷重で雪の浅いところを探して走りますが2キロほど行ったところでスタックそこから先は腿ほどのある深さの雪でいくら慣性を使って走ってもそれ以上は進めないと断念、しかも一人だから脱出も全て自分でしなければならず(当たり前)汗だくになりながら脱出これはこのエリアでは楽しめないと思い雪の少ない山へ移動を決意

いくつか山を越えて県を跨いで雪の少ないエリアに

この周辺はいくつかの短いループとピストン林道があるがどれも全てを走ったことのある道ではなかったので用心をして山側へ上っていく林道(雪道)のみを選択

走行したのはわずか3本15キロほどだったが先週のあの「水?砂?の上を走っているような感覚」を体験

こりゃたまらん!

下り始める道の手前でアクセルを大きく開けてリヤタイヤの半分を雪に埋めて小休止

コンビニで水筒に入れてきたホットコーヒーを飲みながら走ってきた轍や周りの景色を見る

まったく音のない世界

聞こえるのは時おり枝から落ちる雪の音だけ

あ~バイクに乗ってここに来れて良かったと思う

そんな贅沢なバイク屋の休日

 

 

さっ仕事しよっ

 

 

 

 

関連記事一覧